&count(エンカウント)は渋谷で入場無料・完全予約制——元Engadget日本版編集長が選ぶ約40ブランド・約100製品に触れられる

ガジェットを実機展示するショールームのイメージ(東京・渋谷にオープンした体験スペース「&count」の記事イメージ)
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この記事のポイント


渋谷1-7-2、約40ブランド・100製品に”予約さえすれば”無料で触れられる

渋谷区渋谷1-7-2、VORT渋谷east II 3Fに、体験型スペース「&count(エンカウント)」が2026年8月20日にグランドオープンしました。グランドオープンからすでに4日が経ち、渋谷駅・表参道駅の双方から歩いて行ける立地とみられます。

営業は11:00〜19:00、完全予約制です。入場は無料で、物販は行いません。展示されているのは約40ブランド・約100製品と伝えられており(媒体によっては「30ブランド超」とする表記もあります)、写真・動画の撮影も許可されています。

つまり&countは「買う場所」ではなく「予約さえ取れば無料で触れて確かめられる場所」です。

店長は「スマホ」の略称を広めた元Engadget日本版編集長・矢崎飛鳥氏

&countの展示を選ぶのは、元Engadget日本版編集長の矢崎飛鳥氏です。肩書きは「店長」ですが、実質的な役割は展示のキュレーション(何を並べ、何を外すかを選び取る編集作業)にあります。

矢崎氏は2007年、週刊アスキー副編集長時代に「スマホ」という略称を広めた人物として知られています。当時「スマートフォン」を短く言い換える動きを牽引し、後にEngadget日本版編集長としてガジェットジャーナリズムの現場に立ち続けました。

つまり&countの展示は無作為な陳列ではなく、ガジェット報道の最前線を長く見てきた編集者が「何を渋谷の来場者に見せるべきか」を判断した結果です。

渋谷の”売らない店”はb8ta以来——今度の運営元は輸入支援会社Fastlane Japan

「売らない店」と聞くと、渋谷にも店を構えていたb8ta Japanを思い浮かべる人も多いはずです。b8taは2025年9月末に国内全店舗を閉店し、2020年8月の上陸から約5年で撤退しています。

&countを運営するのはFastlane Japan株式会社です。海外テック製品の日本市場参入を支援するコンサル会社で、2021年設立・深センにアジア拠点を持つとされています。ただし、b8taの事業の仕組みと突き合わせて論じられるだけの材料は、この記事の裏取りの範囲では確認できていません。

“売らない店”を見極める観点は、①運営しているのは誰か②何を収益源にしているのか③期間限定の企画なのか常設店なのか、の3つです。&countについて分かっているのは①のFastlane Japan株式会社という運営主体で、②と③は今回の裏取りでは確認できませんでした。情報の出方がまだ薄い段階の施設なので、訪問の予定を立てるときは公式サイトと公式Xを都度確かめておくのが安全です。

展示は日本未発売の試作機まで——触った感想は開発チームに届く

&countの展示規模は約40ブランド・約100製品と伝えられていますが、その中には日本でまだ発売されていない試作機(プロトタイプ)も含まれています。国内量販店では手に取れない段階の製品に触れられるのが、この場所の特徴です。

さらに特徴的なのは、来場者が製品に触れて感じた感想が、メーカーの開発チームへフィードバックされる仕組みが用意されていることです。展示を眺めるだけの場ではなく、体験がそのまま製品開発の材料になる構造とみられます。

一部報道では、出展ブランドの例としてNothing・REDMAGIC・Xreal・Timekettle・水月雨(Moondrop)の名前が挙がっています。ただしこれはあくまで例示で、約40ブランドの全内訳は確認できていません。

行く前に知っておきたいこと——予約枠・定休日・施設の設備

訪問に必要な情報を一覧にまとめました。

項目内容
所在地渋谷区渋谷1-7-2 VORT渋谷east II 3F
最寄り ※渋谷駅・表参道駅の双方から徒歩圏
営業時間11:00〜19:00
定休日 ※火曜・水曜・祝日(祝日が土日と重なる場合は営業という情報あり)
予約 ※airリザーブの専用ページから・1時間単位の枠という情報あり
入場料無料
物販なし
撮影
併設設備 ※Wi-Fi・電源付き作業スペース3Dプリンター・レーザー刻印機(会員カード作成などに使われているという情報あり)

※印は単一の報道に基づく情報で、公式に確認できていません。訪問前には公式サイトや公式X(@ncount_jp)で最新情報を確認するのが確実です。

都内の実機体験スポットとしてはGoogle Store 表参道の3フロア構成も比較材料になります。無料のAI体験から店頭修理対応まで幅を持つ点は、&countの「触れて確かめる」設計思想と重なります。

まとめ

&countはグランドオープンからすでに4日が経ち、話題の即時性よりも「今から予約して行ける実用の場」として捉えるべき段階に入っています。入場無料・完全予約制で約40ブランド・約100製品に触れられ、選定を担うのは元Engadget日本版編集長の矢崎飛鳥氏です。

b8ta撤退から1年足らずで渋谷に現れた「売らない店」で、運営はFastlane Japan株式会社です。日本未発売の試作機に触れられる希少性と、感想が開発チームへ届く仕組みは、量販店の店頭では体験できない&countならではの価値と言えます。運用面の詳細は今後の更新を待ちつつ、まずは公式サイトで空き状況を確認することから始めるのがよさそうです。

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