折りたたむと約101g、Kishi V3の175gより軽いRazer Prio。日本発売は9月11日・16,980円

スマートフォン向けの携帯型ゲームコントローラーのイメージ
目次

この記事のポイント

  • いつ:グローバル発表は2026年9月1日、日本発売は9月11日
  • 何が:Razerが折りたたみ式のスマートフォン用ゲームコントローラー「Razer Prio」を発表
  • 誰に:スマートフォンでクラウドゲーミングやリモートプレイを持ち歩きたい人
  • なぜ重要:折りたたみ時約101gは、同社Kishi V3の175g・Kishi V3 Proの268gより軽い
  • 読者は何をすべきか:手持ちの端末が7インチ以下か、iPhoneならUSB-C搭載・iOS 18以降かを先に確認する

9月11日発売・直販16,980円——グローバル発表(9/1)から10日ずれた日本投入

Razerは2026年9月1日、折りたたみ式スマートフォン向けゲームコントローラー「Razer Prio」をグローバル発表しました。日本での発売日は9月11日で、国内直販価格は16,980円(税込)です。

海外での価格はUS$99.99/£99.99/€109.99で、グローバル発売は発表と同日の9月1日、または翌9月2日からと、市場によって先行するところがあります。日本の9月11日発売とは約10日の差があるかたちです。なお、US$99.99と16,980円(税込)は為替・税の扱い・流通コストの前提が地域で異なるため、単純には比較できません。

同じRazerからは8月28日にNaga V3 Proが税込29,980円で国内発売されたばかりです。Prio自体はGamescom 2026で先行プレビューされていた製品で、今回のグローバル発表で価格と発売日が確定しました。

107×67×23mm・約101gの折りたたみ設計、対応は7インチまでの端末

Prioは折りたたみ時107×67×23mm・質量約101gというサイズで、和文・英文とも「クレジットカード大」と表現されています。畳めばポケットに収まる寸法です。

対応機種は7インチまでの端末で、iPhone 17 Pro MaxやSamsung Galaxy S26 Ultraのような大画面モデルも対象に含まれます。手持ちの端末が大型化している読者ほど、対応範囲を事前に確認しておく価値があります。

OS要件——iPhoneはUSB-C搭載・iOS 18以降、AndroidはAndroid 14以降

対応OSは端末によって条件が分かれます。iPhoneはUSB-C搭載モデルでiOS 18以降AndroidはAndroid 14以降が必要です。USB-C搭載モデルであることが条件のため、USB-Cを搭載しないiPhoneは対象外となる点に注意してください。

約101gのPrio、175gのKishi V3、268gのKishi V3 Pro

Razerには既にモバイル向けコントローラーとしてKishiシリーズの現行ライン(Kishi V3・Kishi V3 Pro ほか)があります。そのなかでPrioは、クランプ式ではなく折りたたみ式で、USB-C直結により電池を必要としない製品として位置づけられています。

製品質量
Razer Prio約101g
Kishi V3175g
Kishi V3 Pro268g

Prioの約101gはKishi V3の175g・Kishi V3 Proの268gより軽く、持ち歩きを前提とするなら差は小さくありません。一方でKishi V3系の装着方式・電源・国内価格はRazerの公表資料から確認できておらず、本記事の比較は質量に絞っています。

Razerコントローラー初の静電容量式スティックが狙うドリフト対策

Prioのアナログスティックには静電容量(容量式)センサーが採用されており、Razerのコントローラーとしては初めての搭載です。静電容量式は接点を持たない検知方式のため摩耗による劣化が起きにくく、長期間の使用でスティックの入力位置がずれてしまう「ドリフト」と呼ばれる不具合を抑える効果が期待されています。

一方でトリガーのセンサー方式は情報が交錯しています。単一の英語レビューが「ホール効果センサー」に言及する一方、別の要約では「サムスティックがTMR方式」という食い違う言い換えも観測されており、公式資料での確認は取れていません。センサー方式を重視する読者は、公式発表の続報を待つのが確実です。

Cortex Mobileボタン1つでXbox Cloud Gaming・Steam Link・PS Remote Playなど4サービスを起動

Prioには専用の「Razer Cortex Mobile」ボタンが搭載されており、ワンタップでゲームライブラリを起動できます。対応するのはXbox Cloud Gaming・Steam Link・PS Remote Play・Razer PC Remote Playの4サービスです。

クラウドゲーミングは自分のPC・コンソールの代わりにサーバー上でゲームを実行し映像だけを端末へ配信する仕組みで、リモートプレイは自宅のPCやコンソールの画面を手元の端末に転送して操作する機能です。ボタン起動が実際に何ステップを省くのか、その操作手順はRazerの公表資料からは読み取れませんでした。

まとめ

Razer Prioは9月11日に国内直販16,980円(税込)で発売される、約101gの折りたたみ式モバイルコントローラーです。対応機種は7インチまで(iPhone 17 Pro Max・Galaxy S26 Ultraなど)、OS要件はiPhoneがUSB-C搭載・iOS 18以降、AndroidがAndroid 14以降となっています。

購入を検討するなら、まず手持ちの端末が7インチ以下で、iPhoneならUSB-C搭載かつiOS 18以降、AndroidならAndroid 14以降を満たすかを確認してください。そのうえで、持ち歩いて使う比重が高いなら約101gのPrio、据え置き寄りの使い方が中心なら175gのKishi V3・268gのKishi V3 Proという質量基準での選び分けが、現時点で確実に立てられる判断軸です。トリガーのセンサー方式を購入条件に含めたい場合は、公式資料での続報を待つのが安全です。

編集後記

折りたたみ時約101gというPrioの数字を見て、175gのKishi V3・268gのKishi V3 Proと並べるとその軽さがはっきり際立つ印象です。摩耗による劣化が起きにくいという静電容量式スティックのほうが、私には長く使ううえで効いてくる変更に映りました。

— CODE. 編集部

Photo: Ryland Dean on Unsplash

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