この記事のポイント
- いつ:ティーピーリンクジャパンが2026年10月16日に「Tapo C425K」を発表し、発売は10月29日(木)です。
- 価格:想定販売価格は税込15,800円です。
- 何が:ソーラーパネルを本体に一体化した「フルワイヤレス」セキュリティカメラで、別体パネルの取り付けや配線・電源工事が不要とされています。
- C425 KITとの関係:2024年6月発売の「Tapo C425 KIT」(カメラ+別体パネル)と同額です。
- 注意点:同額ですが、公表されている数値はC425 KITと揃っていません。
Tapo C425Kは本体にパネルを内蔵し、配線も電源工事もなしで10月29日に発売されます
ティーピーリンクジャパンは2026年10月16日、セキュリティカメラ「Tapo C425K」を発表しました。発売日は10月29日(木)で、想定販売価格は税込15,800円です(PR TIMES、財経新聞)。予約は公式サイトとAmazonで受け付けていると、Apple Linkageが伝えています(Apple Linkage)。
最大の特徴は、ソーラーパネルを本体に一体化した点です。メーカーは「フルワイヤレス」と位置づけており、別体パネルの取り付けが要らず、配線や電源工事も不要である点を訴求しています。フルワイヤレスとは、電源ケーブルも通信ケーブルも使わずに設置できる状態を指します。
映像まわりの仕様は、2K(400万画素)のカラーナイトビジョン対応で、AI検知にも対応します。AI検知は、人や動きなどを判別して通知する機能の総称です。Wi-Fiは2.4GHz/5GHzのデュアルバンドで、リリースでは5GHzが電波干渉を受けにくい点にも触れられています。本体サイズは109×84×120mm、保証は1年です(PR TIMES)。
同じ10月29日には、型番の近い「Tapo C665G KIT」も発売されると伝えられています(Apple Linkage)。C425Kとは別の製品なので、購入時に取り違えないよう注意してください。
2024年6月発売のC425 KITと同額で、パネルが別体か一体かを選べます
「Tapo C425 KIT」は2024年6月に発売された、カメラ「C425」と別体のソーラーパネルをセットにした製品です。発売時の市場想定価格は15,800円で、今回のC425Kと同額です(Impress Watch)。発売から時間が経っているため、実売価格や在庫は発売時の市場想定価格と異なる場合があります。購入前に、販売ページや価格比較サイトで現在の価格を確認してください。
つまり今回は、同じ価格帯で「パネルが別体のセット」と「パネル一体型」の2通りから選べる構図になります。価格が同じため、判断の軸は金額ではなく、設置のしやすさや仕様の差に移ります。
稼働日数150日と300日、防水IP65とIP66、必要日照50分と45分——出どころの違う公表値
公表されている数値を、出どころを添えて並べたのが次の表です。
| 項目 | Tapo C425K | Tapo C425 KIT |
|---|---|---|
| 価格 | 税込15,800円(想定販売価格) | 15,800円(発売時の市場想定価格) |
| 発売 | 2026年10月29日 | 2024年6月 |
| パネル構成 | 本体に一体化 | 別体ソーラーパネル |
| バッテリーのみでの稼働 | 最大約150日(報道) | 最大300日(C425の公式仕様) |
| 必要な日照の目安 | 約50分の直射日光で1日分(メーカー発表) | 毎日45分の太陽光で1日中稼働(価格.comの案内) |
| 防塵防水 | IP65(メーカー発表) | IP66(C425の公式仕様) |
出典:C425Kのメーカー発表はPR TIMES、報道は価格.comニュース、C425単体はTapo公式、C425 KITの日照目安は価格.com。
数値だけを並べると、C425Kは稼働日数が約150日で300日より短く、防塵防水はIP65でIP66より一段低く、必要日照は約50分で45分より長い、という並びです。IPは防塵・防水性能の等級で、IP65とIP66はいずれも粉塵が内部に入らない等級ですが、水に対する耐性は66の方が一段高い等級です。
ただし、この表は同一条件の比較ではありません。C425Kの150日は報道の数値、300日はカメラ単体C425の公式仕様で、出どころが異なります。日照の表現もC425Kは「直射日光」、C425 KITは「太陽光」と案内ごとに異なります。実使用での優劣や、数値差の原因は断定できません。
バッテリー容量と試験条件は確認できていない——買う前に見たい項目
購入前に比べたい項目のうち、C425Kについて本記事では確認できていないものがあります。購入判断に直結する順に挙げます。
- バッテリー容量(mAh)と「最大約150日」「約50分」の試験条件:C425の公式仕様では10,000mAhですが、C425Kの値は確認できていません。
- 視野角:C425の公式仕様では対角142°/水平122°/垂直66°です。C425Kの値は確認できていません。
- microSDの対応容量:C425の公式仕様では4GB〜512GBです。C425Kの値は確認できていません。
- クラウド録画の要否と費用:本記事では確認できていません。
このほか、常時Wi-Fi接続やハブの要否、動体検知から録画開始までの挙動、スポットライトやサイレンの有無、本体重量、量販店での取り扱いも、本記事では確認できていません。
とくにバッテリー容量が確認できていない以上、稼働日数の差を容量の違いと結びつけることはできません。販売ページや製品ページで詳細を確認するのが確実です。
設置場所の日当たりで、一体型かC425 KITかを決める
配線ができない場所に付けたい、あるいは別体パネルの向きや固定に困りそうな場合は、本体にパネルが入った一体型が候補になります。取り付けの手間が減ることは、メーカーが訴求する点でもあります。
一体型は本体とパネルが一体のため、カメラを向けたい方向に日が当たる場所が条件になります。日の当たる塀の上や外壁で、カメラを向けたい方向と日向が一致するなら、一体型で条件を満たしやすくなります。
一方、北向きの玄関まわりや軒下など、カメラを向けたい場所に日が当たらない場合は、パネルを本体と別の場所に置ける別体のC425 KITのほうが条件を満たしやすくなります。日照が足りないと充電が追いつかないことがあるため、設置前に日の当たり方を確かめてください。
設置の条件から選ぶなら、次のように対応させて読めます。稼働日数とIP等級は、C425 KITに同梱されるカメラC425の公式仕様です。
- 日照の向きが合わない:パネルを本体と別に置ける別体の構成
- バッテリーの持ちを重視:公式値で最大300日
- 風雨にさらされる場所:公式値でIP66
先ほどの表のとおり数値差の原因は断定できないため、あくまで公式値を根拠にした目安です。どちらも同額ですから、C425Kは確認できていない項目が多い点を踏まえ、販売ページの詳細を見てから決めても遅くありません。
まとめ
Tapo C425Kは、ソーラーパネルを本体に一体化した、10月29日発売のフルワイヤレスカメラです。C425 KITとは同額で、パネル構成の違いが主な選択軸になります。
配線できない場所や取り付けの手間を減らしたいならC425K、日照や防水・稼働日数の公表値を重視するならC425 KITが候補です。バッテリー容量や視野角などは、購入前に販売ページで確認してください。
編集後記
同じ15,800円でパネルが別体か一体かを選べる構図になり、価格より置き場所の話になってきた印象です。公表値の出どころもそろっていないので、私ならまず設置したい壁や塀にどのくらい日が当たるかを確かめてしまいそうです。
— CODE. 編集部

