Ray-Ban Meta第3世代は78,980円から——カメラ不要なら349ドルのAudioという選択肢も

ウェイファーラー型のサングラスを正面から写したイメージ(Ray-Ban Meta 第3世代の記事)
目次

この記事のポイント

  • いつ:米国時間2026年9月23日(日本時間9月24日)の「Meta Connect 2026」で発表。第3世代は日本でも9月24日に発売されました。
  • 何が:スマートグラス「Ray-Ban Meta」第3世代(カメラあり)、カメラなしの「Ray-Ban Meta Audio」、ペンダント型AIデバイス「Muse Charm」の3モデルです。
  • 誰に:スマートグラスやAIウェアラブルの購入・買い替えを検討している読者に関係します。
  • なぜ重要:3モデルで「日本でいま買えるか」が大きく違います。第3世代は78,980円(税込)で発売済み、Audioは日本の発売時期が未確定、Muse Charmは日本の情報が出ていません。
  • 読者は何をすべきか:カメラが要るなら発売済みの第3世代、要らないならAudioの国内投入を待つ判断になります。Muse Charmは続報待ちです。

Meta Connect 2026で発表されたスマートグラス群のうち、日本で実際に手に入るのは今のところ第3世代の「Ray-Ban Meta」だけです。発表から数日が経ち、価格・スペック・日本展開の温度差が続報を通じて見えてきました。続報を踏まえて、3モデルの違いと「今、日本で何を選べるか」を整理します。

Meta Connect 2026の発表内容は、日本から見ると「濃淡」がある

米国時間9月23日(日本時間9月24日)のMeta Connect 2026で、Metaは新型スマートグラス「Ray-Ban Meta」(第3世代)、カメラなしの「Ray-Ban Meta Audio」、ペンダント型AIデバイス「Muse Charm」をまとめて発表しました。

3モデルは「日本でいま何ができるか」で大きく分かれます。第3世代は米国での発売当日に続き、日本でも9月24日に発売済みです。一方Audioは米国のみ10月13日発売で、日本での発売時期は確定していません。Muse Charmはコンセプト披露の段階にとどまります。

第3世代の目玉はアクションボタンと6マイク——バッテリーは前世代比+1時間の9時間に

前世代(Gen 2)からの進化点は、数値で見ると分かりやすくなります。フル充電時のバッテリー駆動は最大9時間で、前世代より1時間伸びました。

集音まわりでは6マイクアレイを搭載し、環境音を最大90%低減するとされています。操作面でも変更があり、前世代は撮影専用ボタンでしたが、第3世代はカスタマイズ可能な「アクションボタン」を新設し、押すだけでMeta AIに即アクセスできるようになりました。

なお、このアクションボタンで呼び出すMeta AIが日本語でどこまで使えるかは、今回の一連の発表や関連報道からは確認できていません。

カメラは1200万画素で3K動画撮影に対応し、連続撮影からベストショットを選ぶ新機能「ダイナミックフォト」も搭載されると伝えられています(海外メディアでは確認できていません)。

カメラを内蔵する機器である以上、人のいる場所で使うときは周囲への配慮が必要です。

フレームは3スタイル・27通り——Wayfarer一辺倒ではなくなった

外観面の変化も見逃せません。定番の「Wayfarer」に加え、新たに「Aviator」、キャットアイ型の「Zena」の計3スタイルが用意され、色・レンズの組み合わせは27通りに拡大しました。テンプル(つる)部分の先端が調整可能になり、薄型化とフィット感の向上も図られています。

ここまで見たバッテリーの+1時間、アクションボタンの新設、フレーム3スタイル・27通りという変化は、使い勝手や見た目を重視する前世代ユーザーには買い替えを検討する材料になりそうです。ただし集音やカメラが前世代からどう変わったのかは今回の発表からは確認できないため、買い替えの判断材料はこの3点に限られます。

Ray-Ban Meta・Ray-Ban Meta Audio・Muse Charm、価格とできることを並べる

3モデルの違いを、価格・カメラ有無・バッテリー・発売時期で横並びにすると次のとおりです。

モデル名価格(米・日)カメラバッテリー発売時期(米国・日本)
Ray-Ban Meta(第3世代)449ドル/78,980円(税込)あり(1200万画素・3K動画)最大9時間米国2026年9月23日/日本2026年9月24日発売済み
Ray-Ban Meta Audio349ドル〜/日本価格は未発表なし単体12時間、充電ケース込み最大60時間米国2026年10月13日/日本は未発表(2027年との報道あり・一次情報は未確認)
Muse Charm未発表該当なし(ペンダント型AIデバイス)未発表米国2026年12月予定/日本は未発表

78,980円の内訳はカメラ・6マイク・9時間駆動、カメラを外せば349ドルから

第3世代の78,980円(税込)は、カメラ・6マイク・9時間駆動をひとまとめにした価格です。米国価格は前世代(Gen 2の379ドル)比で70ドル上がったとみられます。

カメラでの撮影に用がなければ、米国では349ドルからの「Ray-Ban Meta Audio」という選択肢もあります。Audioは43gと軽量で、単体で12時間、充電ケースを使えば最大60時間駆動します。フレームは「Clubmaster」と「Burbank」の2種、色・レンズは23通りで、開放型スピーカーと6マイク、Meta AIを搭載しています。

国内でも音声特化のアイウェアはすでに登場しており、SOUND GLASSのような製品を受け入れる土壌は日本にもあります。ただしAudioの日本投入については、2027年の国内投入と伝えられているものの、一次情報では確認できていません。

Muse Charmは日本の発売日・価格・提供可否のいずれも未発表

Muse Charmはキーホルダー大のペンダント型AIデバイスで、Metaの説明によれば2インチの有機ELディスプレイと指紋センサー、5G通信を内蔵するといいます。指紋センサーに触れると音声対話が始まり、アニメーションのアバターが表示され、性格や声もカスタマイズできるといいます。Meta自身が詳細は「後日発表」としており、確定した仕様ではありません。

対話の土台となるAIエージェント「Muse」自体はMetaアプリやWhatsApp、Web、Mac向けにはすでに展開されており、メールの作成・送信や旅行予約、フォーム入力、Instagramで保存したレシピの買い物リスト化といったタスクをこなせるとのことです。ただしMuse Charm本体は米国でも2026年12月発売予定・価格未発表の段階で、日本の発売日・価格・提供可否はいずれも未発表です。

発表された機能が日本語や日本市場に届くまでに時間がかかるのは、iOS 27のSiri AIが日本語対応を10月に持ち越したように珍しくありません。ただしMuse Charmの場合は、日本でいつ・いくらで出るのかという入口の情報自体がまだ存在しないため、待ち方を決める材料すらない段階です。

まとめ

整理すると次の3段になります。まず、日本で今買えるのは第3世代の「Ray-Ban Meta」だけです。78,980円からで、9月24日にすでに発売されています。

次に、カメラ不要な人向けの「Ray-Ban Meta Audio」は米国で10月13日発売、349ドルからですが、日本投入は2027年と伝えられているのみで一次情報では確認できておらず、今は待つ段階です。

最後に、ペンダント型の「Muse Charm」は米国でも12月発売予定・価格未発表の段階にあり、日本については発売日・価格・提供可否のいずれも明かされていません。今は様子見が妥当です。

編集後記

78,980円の第3世代がもう日本で手に入る一方、349ドルのRay-Ban Meta Audioは日本での発売時期がまだ確定していないと知り、私には選択肢が絞られている印象です。43gの軽さを知ると、カメラなしのモデルにも惹かれますね。

— CODE. 編集部

Photo: Old Youth on Unsplash

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