OneXPlayer X2 mini/X2 mini Pro国内発売、着脱で4形態に変わるハンドヘルドは348,000円から

着脱式コントローラーを備えた携帯型ゲーミングPCのイメージ
目次

この記事のポイント

  • いつ・何が:2026年8月27日、One-Netbook Japan(株式会社天空)が「OneXPlayer X2 mini」(Intel Arc G3 Extreme・市場想定価格348,000円〔税込〕)と上位機「X2 mini Pro」(AMD Ryzen AI Max+ 388・398,000円)の国内投入を発表
  • 発売日:X2 miniは8月28日、X2 mini Proは9月11日。ただしX2 miniはプレスリリースと公式ストアの商品ページで表記が異なる
  • 価格差の中身:5万円差はSoCだけでなく、メモリ32GB対48/64GB、ストレージ1TB対1TB/2TB選択制、Wi-Fi 6E対7まで積み上がっている
  • 変形:着脱式コントローラーと着脱式バッテリーにより、携帯/超軽量/タブレット/ミニPCの4形態に変わる
  • 購入前の確認点:公式ストアの商品ページタイトルは「9月11日発売」表記(プレスリリースは8月28日表記)で、どちらが正しいかは未確認。エリートコントローラー特典(9月30日まで実施とされる)は、Amazon・実店舗購入だと別途登録が必要とされる

348,000円と398,000円、5万円の差はSoCだけでは説明がつかない

One-Netbook Japan(株式会社天空)は2026年8月27日、携帯型ゲーミングPC「OneXPlayer X2 mini」シリーズの国内投入を発表した。Intel Arc G3 Extremeを搭載する「X2 mini」が348,000円、AMD Ryzen AI Max+ 388を搭載する上位機「X2 mini Pro」が398,000円の2ラインナップである(X2 miniのプレスリリース / X2 mini Proのプレスリリース)。

両機の価格差5万円は、SoCの違いだけで説明できる額ではない。メモリはX2 miniのLPDDR5X 32GBに対し、X2 mini ProはLPDDR5x 48GBまたは64GBを選択できる。

ストレージも1TB固定のX2 miniに対し、Proは1TB/2TBの構成違いを用意する。無線もWi-Fi 6EからWi-Fi 7へ、Bluetoothも5.2から5.4へと底上げされており、価格差はSoC・メモリ・ストレージ・無線という複数要素が積み上がった結果と見るのが妥当だ(X2 mini仕様のプレスリリース / X2 mini Pro仕様のプレスリリース)。

X2 miniとX2 mini Proのスペック早見

項目X2 mini(Intel・348,000円)X2 mini Pro(AMD・398,000円)
発売日8月28日※9月11日
SoCIntel Arc G3 Extreme※AMD Ryzen AI Max+ 388(Zen 5・8コア/16スレッド)
GPUXe3・12コア※Radeon 8060S(40CU)
メモリLPDDR5X 32GBLPDDR5x 48GB/64GB選択制
ストレージ1TB NVMe SSD(miniSSDスロットで拡張可)1TB/2TB(48GB+1TB・64GB+1TB・64GB+2TBの3構成)
ディスプレイ8.8型AMOLED・1920×1200・144Hz8.8型OLED・1920×1200・144Hz
無線Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.2Wi-Fi 7・Bluetooth 5.4
バッテリー着脱式85Whとされる着脱式85Whとされる
本体重量約729g(コントローラー非装着)・約799g(装着時)未確認※

※以下の3点に注意。

  • 発売日はプレスリリース表記。公式ストアの商品ページでは9月11日と表示されており、詳細は後述する。
  • SoC・GPUの型番表記(Core Ultraの数字型番、「Arc B390」「Arc B380」のゆれ)は本稿執筆時点で特定できていない。
  • X2 mini Proの本体重量は同筐体とみられるが未確認。

コントローラーを外して約729g、装着時は約799g——4形態に化ける1台

X2 miniの本体重量は約729g(コントローラー非装着時)、着脱式コントローラーを両方装着すると約799gになる(寸法は331×138×22mm)。この数字が意味を持つのは、X2 miniシリーズが着脱パーツの組み合わせで4つの形態に変わる設計だからだ(leveluplogyの解説記事)。

4形態は次のように整理できる。

  • 携帯モード:左右の着脱式コントローラーを装着した通常のハンドヘルド状態
  • 超軽量モード:着脱式バッテリーを外し、外部給電に切り替えた状態
  • タブレットモード:コントローラーを外し、スタンドで自立させた状態
  • ミニPCモード:キーボードを接続した状態

公表されている「約729g」はコントローラーを外した本体のみの重量で、そこからさらに着脱式バッテリーを外す「超軽量モード」に切り替えれば軽くなる見込みだ。ただし、バッテリーを外した後の具体的な重量は未公表だ。

「Intel Arc G3 Extreme」、Core Ultraの型番はまだ特定できていない

X2 miniが搭載する「Intel Arc G3 Extreme」は、Panther Lake(Intelの開発コード名)世代をベースにしたハンドヘルド専用ブランドとされる。海外メディアの報道によれば、CPUは14コア(Pコア2+Eコア8+低電力Eコア4)構成で最大4.7GHz、GPUはXe3(Intelの新GPUアーキテクチャ)の12コアで最大2.3GHz、AI性能はINT8で113TOPS(AI処理性能の指標)とされる(VideoCardzの報道)。

ただし、これらの数値には未確定要素が残る。GPUの型番表記が情報源によって「Arc B390」「Arc B380」とゆれており、対応するCore Ultraの具体的な数字型番も現時点では特定できていない。「Intel Arc G3 Extreme」というブランド名自体は海外報道で共通して使われているが、細かな型番はメーカーの正式発表を待つ必要がある。

プレスリリースは8月28日、公式ストアは9月11日——発売日表記が一致していない

プレスリリースは、X2 miniの発売日を2026年8月28日としている(value-pressのプレスリリース)。一方、One-Netbook Japan公式ストアの商品ページタイトルには「【9月11日発売】」という表記が確認でき、両者は一致していない。

本稿執筆時点でどちらが正しいかを確定する一次情報の原文確認はできておらず、断定は避ける。実際に購入を検討する場合は、公式ストアの最新の表示を確認したうえで判断したい。なお、X2 mini Proの発売日は9月11日で、こちらは情報源間で表記のブレは確認されていない。

9月30日まで、エリートコントローラーが付く条件

One-Netbook Japanは、OneXPlayer 3・X2 mini Pro・X2 miniの3機種を対象に、「エリートコントローラー」を進呈するキャンペーンを実施しているとされる(キャンペーンページ)。公式キャンペーンページによれば、対象期間は2026年9月30日までの購入分で、対象の購入経路は公式ストア・Amazon(OneXPlayer公式ストア)・ハイビームAKIBA実店舗(秋葉原本店・大阪店)の3つである。

注意したいのは、Amazonや実店舗で購入した場合に特典が自動で付くわけではなく、別途登録が必要とされる点だ。公式ストア以外での購入を検討している読者は、登録手順を事前に確認しておきたい。なお、進呈対象のエリートコントローラー自体は現時点で「開発中」とされ、届く時期は明らかになっていない。

まとめ

OneXPlayer X2 miniとX2 mini Proの5万円差は、SoCだけでなくメモリ・ストレージ・無線規格が積み上がった結果である。メモリ・ストレージに余裕を持たせたいならX2 mini Proが選択肢になるが、価格を抑えたいなら32GBメモリのX2 miniでも十分なケースはあるだろう。

なお、この比較は公表スペックに基づくものであり、実機によるゲーム性能の検証やレビューは本稿執筆時点で確認できていない。購入を急がず、実機レビューの情報が出るのを待つという選択肢もある。

購入前に確認すべき点は2つある。ひとつは発売日の表記——プレスリリースと公式ストアの表記が一致していないため、購入直前に公式ストアの最新表示を確かめること。もうひとつはエリートコントローラーの特典条件——Amazon・実店舗購入では別途登録が必要という点だ。

編集後記

コントローラーを外して約729g、バッテリーまで外せばさらに軽くなるという設計に、持ち歩き方を自分で決められる面白さを感じました。ただ、外した後の重量が公表されていないあたりは、実機が出てから確かめたいところです。数字が出そろっていない段階でも、こういう構成の自由度は気になってしまいます。

— CODE. 編集部

Photo: Branden Skeli on Unsplash

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