Codex週間制限が8日で4回目のリセット、5時間ごとの枠は日本時間7月30日に復活予定

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目次

この記事のポイント

  • いつ:2026年7月29日(日本時間)/5時間枠の再開は日本時間7月30日の予定
  • 何が:Codex・ChatGPT Work 全ユーザーの週間制限リセット(7月22日から4回目)
  • 誰に:Codex・ChatGPT Work の全ユーザー(5時間枠は7月12日の撤廃時点で Plus / Business / Pro が対象)
  • なぜ重要:プラン側の枠は削っていない。速く減っていたのはSol側の消費
  • 何をすべきか:リセット直後の今は重い処理を寄せ、予定どおり5時間枠が戻れば日本時間7月30日以降は組み方を切り替える

7月29日のリセットはCodexとChatGPT Workの全ユーザーに適用、7月22日から数えて4回目

OpenAIは2026年7月29日(日本時間)、CodexとChatGPT Workの全ユーザーを対象に週間利用制限をリセットした。7月22日から数えると、8日間で4回目のリセットにあたる(PC Watch)。

週間利用制限とは、一定期間に使える処理量の上限(クォータ)のことだ。リセットされると残量が満タンに戻るため、上限に張り付いていた利用者はその時点から再び通常どおり使える。

8日で4回という頻度は、裏を返せば上限に到達する利用者がそれだけ多いということでもある。まずは4回それぞれの発端を整理する。

1,000万人到達、ほぼ全世界規模の障害、ChatGPT Workの普及 — 先の3回は発端がそれぞれ違う

4回のリセットは「制限が厳しすぎたので緩めた」という単一の理由で並んでいるわけではない。到達記念、障害からの復旧、普及の記念 — ①〜③はいずれも発端が異なる。

日付(日本時間)対象理由
7月22日全有料ユーザーCodex + ChatGPT Work の週間アクティブユーザーが1,000万人に到達
7月26日全ユーザー前夜(現地時間2〜4時ごろ)のほぼ全世界規模の障害からの復旧
7月28日全有料ユーザーChatGPT Work の急速な普及を記念
7月29日Codex・ChatGPT Work の全ユーザー固有の発端は確認できていない(週間制限のリセットとして発表)

①は週間アクティブユーザー1,000万人到達を記念したもの(PC Watch)。②は障害復旧を受けた措置で、OpenAIのティボ・ソティオ(Thibault Sottiaux)氏がXで告知した(X)。③はChatGPT Workの普及を祝したもので、PC Watchは「7月22日から1週間で3回目」と記している(PC Watch)。

つまり①〜③については、制限設計の失敗を認めた結果ではなく、事由の異なる個別対応が短期間に重なったものと読める。一方④の7月29日は固有の発端が確認できておらず、同じ読み方が当てはまるかどうかは現時点では判断できない。

「プラン側の利用量を削減した事実はない」ソティオ氏がSolの消費の速さを説明

リセットが続くと「プランの枠が黙って削られたのでは」という疑いが出る。これに対しソティオ氏は、プランの利用量を削減した事実はないと明言している(X)。

減りが速く感じられた原因は、プランの枠ではなくモデル側の消費にあるという整理だ。2026年7月に一般提供が始まったGPT-5.6シリーズ(Sol / Terra / Luna)のうち、Codexに統合されたのがSolにあたる(gihyo.jp)。

長く動き、ツール呼び出しが増え、複数ツール・サブエージェントをまたぐ — Solがクォータを速く使う構造

Solがクォータを速く消費していた理由は、その働き方にあるとされる。Solは従来より長く動作し、ツール呼び出しが増え、複数のツールやサブエージェントにまたがる複雑なワークフローを調整する傾向があると説明されている(explainx.ai)。

サブエージェントとは、メインのAIが下請けとして起動する補助的なAIのことだ。ひとつの指示から内部で複数の処理が走れば、利用者の体感作業量が同じでも消費量は増える。

なおこの構造的な説明は解説記事による整理であり、消費量の内訳までは公開されていない。

改善後は典型的な利用で約18%長持ちする見込み、7月12日の見直しとは別の発表

ソティオ氏は同じ投稿で、Solの典型的な利用パターンにおいて利用可能時間が約18%延びる見込みだとしている(X)。制限の枠そのものを広げるのではなく、消費の効率を上げる方向の改善である。

注意したいのは、この約18%が7月29日時点で示された数字だという点だ。7月12日の制限見直し時に示された数値とは別の発表であり、合算したり同じ改善として扱ったりはできない。

5時間ごとの枠は日本時間7月30日から再開の予定、7月12日に一時撤廃されたものが戻る

ソティオ氏は現地時間7月28日に、翌日(現地時間7月29日=日本時間7月30日)から5時間ごとの利用制限枠を再開すると発表した(ITmedia)。7月29日時点ではまだ予定段階であり、実施は確認されていない(PC Watch)。

戻るのは、現地時間7月12日に一時撤廃された枠だ。当時はPlus / Business / Proの各有料プランを対象に、アクティブユーザー600万人到達に合わせて撤廃された(窓の杜)。

5時間枠が戻れば、週間の残量が十分でも短時間に集中して使った場合は5時間単位の上限に先に当たる。週の残量だけを見て予定を組む運用は、再開後は成り立たなくなる。

リセット直後の今は重い処理を寄せ、5時間枠が戻る予定の日本時間7月30日以降は分割前提に切り替える

7月29日の現時点は、週間クォータがリセットされた直後であり、かつ5時間枠がまだ戻っていない状態にある。長時間の連続作業や、サブエージェントを多用する重い処理など消費が読みにくいタスクは、このタイミングが最も摩擦が少ない。

自分の残量やリセットの起点は、契約しているプランのアカウント画面や利用状況の表示で確認できる。まず現在の残量を把握したうえで、どこまで重い処理を前に寄せるかを決めたい。

予定どおり5時間枠が再開すれば、日本時間7月30日以降は同じ作業でも5時間の区切りを意識した分割が要る。重い処理を枠の序盤に寄せ、レビューや軽微な修正を終盤に回せば、上限に当たっても待ち時間が実作業を止めにくい。

ただしこれは予定に基づく備えである。再開が後ろ倒しになる可能性も残るため、7月30日以降は実際の残量表示を確認してから作業計画を確定させたい。

まとめ

確定しているのは3点だ。日本時間7月29日にCodex・ChatGPT Work全ユーザー対象の週間制限リセットが実施されたこと(7月22日から4回目)、ソティオ氏がプラン側の利用量削減を否定したこと、そして改善後にSolの典型的な利用で約18%長持ちする見込みが示されたことである。

未確定なのは5時間ごとの枠の再開だ。日本時間7月30日からの予定と発表されているが、7月29日時点で実施は確認されていない。Solが速く消費する構造の説明も解説記事による整理であり、内訳の数値は公開されていない。

リセットが続いていること自体は、制限の設計がまだ動いている途中であることを示している。当面は「週の残量」と「5時間枠の有無」の2軸で自分の使い方を点検しておくのが安全だ。

編集後記

7月22日から数えて8日で4回目のリセットというペースだと、制限の設計そのものがまだ動いている途中なのだと感じます。私は枠が戻る前に重い処理を寄せてしまおうと考えたのですが、日本時間7月30日に5時間ごとの枠が復活すれば、その段取りごと組み替えることになりそうです。

— CODE. 編集部

Photo: Mohammad Rahmani on Unsplash

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