この記事のポイント
- いつ:国内発表は9月29日。Yoga Tab Gen 2は10月2日に発売済み、Plus Gen 2は10月31日以降の予定(確定日は未公表)
- 何が:レノボがYoga Tab Gen 2(11.1型)とYoga Tab Plus Gen 2(13型)を同時発表。どちらも4K・最大144Hzの3:2ディスプレイ
- 価格:Gen 2は98,780円(税込)、Plusは139,700円前後(税込)で差額は40,920円
- AI Vision:公表された操作は、対応ビデオ通話中の絵文字変換と、分割画面での視線によるウィンドウ切替の2つ
- Gen 2の強み:電池11,000mAh・約480g・厚さ6.2mm・ペン付属・セキュリティ更新2033年までが特長。microSD(最大2TB、グローバル仕様)で容量も足せる
今買えるのはGen 2、Plusは発売日の確定待ち
2機種は同時に発表されましたが、買える時期は揃っていません。今買えるのはGen 2のみで、Plusは確定日が出るのを待つ形になります。
レノボオンライン価格はGen 2が98,780円(税込)、10月2日に発売済みです(レノボ・ジャパン)。Plusは10月31日以降の発売予定で、139,700円(税込)前後と報じられています(ITmedia PC USER)。確定した発売日はまだ出ていません。差額40,920円は、両者の引き算による計算値です。
発表で示された「視線で操作」は2つ——対応ビデオ通話の絵文字変換と、分割画面でのウィンドウ切替
Lenovo AI Visionは、本体内蔵の30万画素センサーとToFセンサー(光が戻るまでの時間で距離を測る部品)を使う機能です。公表された操作は次の2つです。アプリ起動やスクロールを視線で行えるとは、発表内容から確認できていません(PC Watch)。
ジェスチャーは絵文字に変わる(ハート・サムズアップ等)
対応するビデオ通話の最中に、ハートやサムズアップなどのジェスチャーをリアルタイムで絵文字に変換します(ONE-SUITE)。対応するビデオ通話アプリの名前は、確認できた範囲では公表されていません。
視線は分割画面のフォーカス切替に使われる
もう1つは、Androidの分割画面で、見ているウィンドウにフォーカスを切り替える機能です。画面全体を視線で操作する機能は、発表では示されていません。2つのアプリを並べて使う習慣があるかどうかで、この機能の価値は変わります。
Gen 2は電池11,000mAh・厚さ6.2mm・ペン付属で98,780円
Gen 2の特徴は、メモリやストレージよりも電池、薄さ、画面、付属品、サポート期間にあります。主な仕様は次のとおりです(Androplus、win-tabほか複数媒体の一致分)。
| 項目 | Yoga Tab Gen 2 |
|---|---|
| ディスプレイ | 11.1型 4K PureSight Pro(3,840×2,560・3:2)、最大144Hz、DCI-P3 98% |
| SoC | MediaTek Dimensity 9500s |
| メモリ / ストレージ | 8GB(LPDDR5X)/ 128GB |
| 電池 | 11,000mAh、最大68W急速充電 |
| サイズ・質量 | 約250.6×173.0×6.2mm(カメラ部を除く)、約480g |
| スピーカー | 4基(Dolby Atmos最適化・グローバル仕様) |
| 付属品 | スタイラスペン「Lenovo Tab Pen Pro 2」 |
LPDDR5Xはスマートフォンやタブレット向けの高速メモリ規格です。PureSight Proはレノボのディスプレイ名称ですが、公式な定義は確認できていません。
ストレージは128GBですが、microSDカードに対応し、最大2TBまで利用できます。容量は後から足せる構成です(Lenovo PSREF・グローバル仕様)。
OSはAndroid 17で、OS更新は最大Android 24まで、セキュリティ更新は2033年まで提供されると報じられています(SMHN)。何年使うつもりかで、他機種と比べる材料になります。
Plus Gen 2は+40,920円で、画面は13型、SoCはSnapdragon 8 Elite、容量は256GBになる
差額で変わるのは、画面サイズ、SoC、ストレージ容量です。Plusは最大1,100nitと報じられています(Gen 2の輝度は公表を確認できていません)。nitは画面の明るさの単位で、数値が大きいほど明るい場所で見やすくなります。
| 項目 | Gen 2 | Plus Gen 2 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 98,780円 | 139,700円前後 |
| 発売 | 10月2日(発売済み) | 10月31日以降の予定 |
| 画面 | 11.1型・4K・最大144Hz | 13型・4K・最大144Hz・最大1,100nit・Dolby Vision |
| SoC | Dimensity 9500s | Snapdragon 8 Elite |
| メモリ / ストレージ | 8GB / 128GB | 8GB / 256GB |
| 電池 | 11,000mAh | 12,700mAh(注) |
| 質量・厚さ | 約480g・6.2mm | 605g・8.27mm(注) |
| スピーカー | 4基・Dolby Atmos最適化(注) | 6基・Harman Kardon調整(注) |
(注)両機のスピーカーと、Plusの電池・質量・厚さはグローバル仕様の数値で、国内公式値は未照合です(Lenovo PSREF)。国内版のメモリは8GBで、英語圏で報じられた12GB構成は国内の発売情報では確認できません。
日常で差が出やすいのは、画面サイズ(11.1型と13型)、質量(Gen 2は約480g、Plusは605g〔グローバル仕様〕)、ストレージ(128GBと256GB)です。SoCの違いが体感にどう出るかは、現時点で比較できる材料が見つかっていません。
買う前に確かめられない5点——AI Visionの対応アプリと動作条件、Gen 2の輝度、Plusの発売日
発表と報道の範囲では、次の5点が確認できていません。
- AI Visionの対応ビデオ通話アプリ名
- 照明や顔との距離といった動作条件、対応言語、処理が端末内で行われるのか、通信して外部で行われるのか(オンデバイスかクラウドか)
- Gen 2のピーク輝度(Plusの1,100nitは報道あり)
- Plusのキーボード付属の有無(付属品の差になる点で、国内の発売情報では確認できない)
- Plusの発売日(10月31日以降という範囲までしか出ていない)
国内公式値として確認できていないのは、上記に加えて、両機のスピーカーと、Plusの電池・質量・厚さです(比較表の注を参照)。
AI Visionの動作が決め手になる人は、店頭に実機があれば実際に試し、通販で買う場合は返品条件を先に確認しておくと安心です。
まとめ
今すぐ4K・ペン込みで使いたい人は、発売済みのGen 2が選択肢になります。大画面が目当てなら、Plusの確定日と最終価格が出るのを待つ形です。絵文字変換や視線切替が目当ての人は、対応アプリと動作条件が分かってから判断しても遅くありません。
編集後記
同時発表なのに買える時期が揃っていない点が、今回いちばん印象に残りました。Yoga Tab Gen 2は10月2日に発売済みですが、Plusは10月31日以降としか分からず、大画面に惹かれる私は少し焦らされている気分です。
— CODE. 編集部
- Source:レノボ・ジャパン
- Source:PR TIMES
- Source:ITmedia PC USER
- Source:PC Watch
- Source:ONE-SUITE
- Source:Androplus
- Source:win-tab
- Source:すまほん!!
- Source:Lenovo PSREF(1)
- Source:Lenovo PSREF(2)
Photo: Kelly Sikkema on Unsplash

