この記事のポイント
- いつ:2026年10月27日に国内で発売されました。日本向けの発表は10月20日で、海外では7月7日に発表されたモデルです。
- 何が:Nothing「Phone (4b)」。日本版は8GB+128GBの1構成のみで、税込59,800円。FeliCa(おサイフケータイ)とeSIMに対応します。
- 誰に:国内でSIMフリーのスマートフォンを選ぶ人。とくに、おサイフケータイを必須条件にしている人です。
- なぜ重要:5月に出た同社のPhone (4a)は8GB+128GBが58,800円で、公表されている仕様ではSoC・充電・望遠カメラが4aのほうが上です。4bが上回るのはバッテリーの120mAh分です。
- 読者は何をすべきか:楽天モバイルのポイント条件に当てはまるなら4bが実質的にいちばん安くなります。当てはまらないなら、Phone (4a)の在庫と現在の価格を先に確かめてください。
10月27日に発売、税込59,800円の1構成——FeliCaとeSIMに対応
Phone (4b)は、海外で7月7日に発表済みのモデルです(Free Press Journal)。Nothingは10月20日に日本発売を発表しました(Smart Watch Life)。発売日は10月27日とSelectraが伝えています。
日本版は税込59,800円で、色はブラック・ホワイト・ブルーの3色です(HASHOUT)。日本向けの装備は、FeliCa(交通系ICやおサイフケータイに使う非接触IC)の搭載と、eSIM(本体内蔵のSIM。物理カード不要)への対応です(Smart Watch Life)。
日本版の主な仕様——Snapdragon 6 Gen 4、6.77型120Hz、5,200mAh
| 項目 | 日本版の内容 | 確度 |
|---|---|---|
| SoC(CPUや通信をまとめた中核チップ) | Snapdragon 6 Gen 4 | 複数のメディアが一致 |
| 画面 | 6.77型 AMOLED、120Hz、最大2,000nit(nitは明るさの単位) | 複数のメディアが一致 |
| メインカメラ | 5,000万画素、OIS(光学式手ブレ補正)対応 | 1媒体の記載 |
| サブカメラ | 超広角800万画素、前面1,600万画素 | 超広角は2媒体、前面は1媒体 |
| バッテリー | 5,200mAh | 複数のメディアが一致 |
| OS | Android 16ベースのNothing OS 4.1 | 複数のメディアが一致 |
出典は、SoCがgarumax、画面がNotebookcheck、メインカメラがGizmodo Japanです。
超広角800万画素はGigazineとGizmodo Japanの実機レビューの両方にあり、前面1,600万画素と超広角の視野角119.5度はGigazineのみの記載です。バッテリーはAndroidGuys、OSはAndroid CentralとGSMArena-ampp-14781.php)です。
背面45個のmini-LEDが光るGlyph Bar
Glyph Barは、背面に並ぶ45個のmini-LED(小型の発光素子)です。最大3,500nitで、通知・充電進捗・録画表示などに対応します(gdm.or.jp)。
バッテリーは日本と欧州が5,200mAh、6,000mAhはインド版だけ
日本版は8GB+128GBの単一構成です。バッテリーは日本版と欧州版が5,200mAhで、6,000mAhなのはインド版だけです(AndroidGuys)。海外レビューを読むときは、数値がどの地域の値かを確かめてください。
公式・Amazon・楽天モバイル——楽天だけ58,900円で、限定色のブルーも楽天だけ
販路はNothing公式サイト、楽天モバイル、Amazonです(Smart Watch Life)。
| 販路 | 価格(税込) | ブルー | ポイント還元 |
|---|---|---|---|
| Nothing公式 | 59,800円 | なし | 確認できず |
| Amazon | 59,800円 | なし | 1%(Jetstreamの記載) |
| 楽天モバイル | 58,900円 | あり | 要エントリーで最大16,000ポイント |
ブルーは楽天モバイル限定で、楽天の商品ページにも記載があります。色で選ぶなら、価格差より先に販路が決まります。
なお、楽天モバイルで端末だけを購入できるのか、回線契約が前提なのかは、今回の出典では分かりませんでした。
最大16,000ポイントは要エントリーで、初めての申し込みと乗り換えが条件
楽天モバイルの商品ページには、次の趣旨の記載があります。要エントリーのうえ、楽天モバイルに初めて申し込み、他社からMNP(電話番号そのままの乗り換え)をし、対象製品を購入すると最大16,000ポイント。乗り換え以外でも最大15,000ポイントです(楽天モバイル)。
58,900円から16,000ポイントを引いた「実質42,900円」は、ポイント付与を前提にした計算で、現金値引きではありません。付与時期・対象プラン・上限は、購入前に楽天モバイルの商品ページで確かめてください。
IP64はほこりに強く水しぶきまで——浴室やプールは想定されていない
防水防塵は、複数のメディアがIP64と伝えています(楽天モバイル)。「6」は防塵6級(ほこりの侵入を防ぐ最上位)、「4」は防水4級(あらゆる方向からの水しぶき)です。
つまり生活防滴にあたり、浴室やプールでの使用、水没、水中撮影は想定されていません。Nothing公式サイトの仕様表では、この表記を確かめられていません。
Selectraの表は「IPX4/IP6X」と併記しています。これは防水4級と防塵6級を別々に書いた形で、IP64と同じ内容と読めます。
メーカー独自試験で水深25cm・最大20分の浸水に耐えたと、Jetstreamが記載しています。公的な等級ではなく、水没を保証するものではありません。
5月発売のPhone (4a)は58,800円——SoC・充電・望遠は4aが上で、4bが上回るのはバッテリーの120mAh
同じNothingのPhone (4a)は、2026年5月8日に日本で発売されました。8GB+128GBが税込58,800円で、こちらもFeliCa(おサイフケータイ)とeSIMに対応します(S-MAX)。つまり、おサイフケータイが目的なら4bを待つ必要はありませんでした。
公表されている仕様を並べると、次のようになります。
| 項目 | Phone (4a) | Phone (4b) |
|---|---|---|
| 発売時の価格(8GB+128GB) | 58,800円 | 59,800円 |
| SoC | Snapdragon 7s Gen 4 | Snapdragon 6 Gen 4 |
| 望遠カメラ | 5,000万画素(3.5倍) | なし |
| 前面カメラ | 3,200万画素 | 1,600万画素 |
| バッテリー | 5,080mAh | 5,200mAh |
| 有線充電 | 50W | 33W |
4aの仕様はGSMArena_5g-14503.php)の記載で、海外版のものです。4bとの差はNanoReviewの比較表とも同じ方向でした。日本版の仕様表での確認はできていません。
この表で4bが上回るのはバッテリーの120mAh分だけで、価格は1,000円高いことになります。ただし4aは5月発売のため、今も58,800円で在庫があるかは販売店ごとに異なります。
楽天の条件に当てはまるなら4b、当てはまらないならPhone (4a)を先に見る
判断は、楽天モバイルのポイント条件に当てはまるかで分かれます。
初めての申し込みと他社からの乗り換えに当てはまるなら、58,900円から最大16,000ポイントが戻る4bが、実質ではいちばん安くなります。限定色のブルーもここだけです。
当てはまらないなら、まずPhone (4a)の在庫と現在の価格を確かめてください。おサイフケータイは4aも対応しており、仕様ではSoC・充電・望遠カメラで4aが上回ります。4aが手に入らない、または在庫処分で値上がりしている場合に、新品が安定して買える4bが選択肢になります。
Gizmodo Japanの実機レビューは、FeliCaを基本機に残した点を評価しています(Gizmodo Japan)。更新年数は、OSアップデートが3回とされ(Android Central)、セキュリティ更新を6年とする海外媒体の記事もあります(Smartworld)。日本版の年数はNothing公式サイトで確かめてください。
まとめ
Phone (4b)は10月27日に発売され、日本版はFeliCaとeSIMに対応して税込59,800円です。楽天モバイル版は58,900円で、ブルーは楽天だけです。最大16,000ポイントは要エントリーで、初めての申し込みと乗り換えが条件のポイント付与であり、現金値引きではありません。
5月発売のPhone (4a)は58,800円で、おサイフケータイにも対応し、公表仕様ではSoC・充電・望遠が上です。楽天の条件に当てはまらないなら、4aの在庫と現在の価格を先に見てください。
次の3点は、今回の出典では分かりませんでした。①楽天モバイルで端末だけを購入できるか(楽天モバイルの商品ページ)、②日本版公式の仕様表にあるIP等級・充電W・更新年数(Nothing公式サイト)、③家電量販店の取り扱いです。
編集後記
発売時の価格で見ると、5月のPhone (4a)のほうが1,000円安いという並びに、私は少し意外な印象を受けました。公表されている仕様の上では4bが勝つのはバッテリーの120mAh分だけと知り、新しい番号につい期待していた自分に軽くツッコミを入れたくなります。
— CODE. 編集部
- Source:Smart Watch Life
- Source:HASHOUT
- Source:Selectra
- Source:楽天モバイル(1)
- Source:楽天モバイル(2)
- Source:S-MAX
- Source:GDM
- Source:Gizmodo Japan(1)
- Source:Gizmodo Japan(2)
- Source:garumax
- Source:Jetstream(1)
- Source:Jetstream(2)
- Source:GIGAZINE
- Source:GSMArena(1)
- Source:GSMArena(2)
- Source:Android Central
- Source:AndroidGuys
- Source:Notebookcheck
- Source:NanoReview
- Source:Smartworld
- Source:Free Press Journal
Photo: Georgiy Lyamin on Unsplash

