Pixel 11シリーズ日本発売は8月20日、136,800円から299,900円。4モデルの差と予約の3経路

Googleが発表したPixel 11シリーズのイメージ
目次

この記事のポイント

  • いつ:日本発売は2026年8月20日(4モデル同日)。予約はGoogleストア オンラインが8月12日開始
  • 何が:Pixel 11/11 Pro/11 Pro XL/11 Pro Fold の4モデル。全機種に新チップ「Tensor G6」とセキュリティチップ「Titan M3」を搭載し、OSはAndroid 17
  • いくら:Googleストアの最小構成で136,800円(Pixel 11)〜279,900円(Pixel 11 Pro Fold)
  • どこで買えるか:ドコモ・au・ソフトバンク・ahamoが全4モデル、楽天モバイルはPixel 11とPixel 11 Proの2機種のみ
  • 今日やること:ドコモの予約は8月13日9時から。店頭で触ってから決めたい人は、同13日14時開店のGoogle Store表参道が最短

Googleは現地時間2026年8月12日(日本時間13日朝7時)、ニューヨークで「Made by Google 2026」を開催し、Pixel 11/11 Pro/11 Pro XL/11 Pro Fold の4モデルを正式発表しました。日本での発売は8月20日、価格は最小構成で136,800円から、上位ストレージを含めると最大299,900円です。予約はすでに始まっており、開始のタイミングは購入経路ごとに最大1日ずれています。

日本は8月20日に4モデル同日発売、価格は136,800円から299,900円

日本市場は4モデルとも8月20日発売で、上位モデルだけ遅れる時間差はありません。米国も同じ8月20日発売のため、「海外で出てから待つ」構図から外れています。

価格はGoogleストアの製品ページの掲載額です。容量の選択肢はモデルごとに異なり、Pixel 11 ProとPro XLは1TBまで、Pixel 11とPro Foldは512GBまでの設定です。

モデル256GB512GB1TB米国価格日本発売日
Pixel 11136,800円156,800円設定なし$899〜(256GB)/$1,019(512GB)8月20日
Pixel 11 Pro174,800円194,800円234,800円$1,099〜8月20日
Pixel 11 Pro XL207,800円227,800円267,800円$1,299/$1,419/$1,6498月20日
Pixel 11 Pro Fold279,900円299,900円設定なし$1,899(256GB)8月20日

Pro/Pro XLの容量別価格はPixel 11 Pro/Pro XLの製品ページ、Pro FoldはPro Foldの製品ページによります。容量を1段上げる差額は、Pixel 11・Pro・Pro XL・Pro Foldのいずれも512GBで20,000円、Pro系の1TBで256GB比60,000円です。

米国価格はTechSpotの報道によります。為替換算での比較は実用的ではなく、判断材料は日本価格とキャリア割引です。

Googleストアは8月12日、表参道店頭とドコモは8月13日から予約受付

予約の開始日は3経路でずれています。最も早いのはGoogleストアのオンラインで8月12日、次いでGoogle Store表参道の店頭とドコモが8月13日です(ケータイ Watch)。

ドコモは8月13日9時と時刻まで指定されている点に注意が必要です。人気構成の在庫が動くのは開始直後なので、色や容量にこだわりがあるなら開始時刻に合わせて動くのが確実です。

逆に、実機を見てから決めたい人にオンライン先行の恩恵はありません。表参道の店頭予約は13日14時の開店以降で、「触ってから予約」なら1日遅れる前提になります。

全4モデルにTensor G6とTitan M3、OSはAndroid 17へ

チップは全4モデル共通で、新型の「Tensor G6」です。上位モデルだけ別のチップという構成ではありません。OSはAndroid 17を搭載します。

Googleが示す前世代Tensor G5比の数値は以下のとおりです(いずれもGoogle公称)。

  • Webブラウジング:約25%高速
  • アプリ起動:約15%高速
  • TPU演算:50%向上
  • オンデバイスAI処理:最大3.5倍高速・3.5倍省電力
  • 電力効率:最大20%改善

CPUは報道によれば7コア構成とみられます(Digital TrendsAndroid Authority)。

セキュリティ面では新しい「Titan M3」を搭載し、耐量子暗号に対応します。将来の量子コンピュータによる解読を想定した備えで、体感は変わらないものの長く使う端末の土台にあたります。

AI基盤「Gemini Intelligence」向けの設計も全機種共通で、複数アプリをまたぐ操作の自動化、先回りの提案、フィラー語を除去するAI音声入力などが挙げられ、日本でも展開予定とされています(ITmedia)。

確定していない項目もあります。製造プロセス(3nm/2nm)は報道により見解が分かれ、現時点で断定できません。上記の性能値もGoogleの公称で、第三者の実測はこれからです。

差額38,000円で望遠48MPと高輝度画面、Pro Foldは8インチの内側画面

Pixel 11とPixel 11 Proの差額は38,000円です。この差で変わるのは主に画面と望遠カメラで、速度を決めるチップは共通です。

項目Pixel 11Pixel 11 ProPixel 11 Pro XL
ディスプレイ6.3インチ Actua(2424×1080)6.3インチ LTPO OLED(1280×2856)6.8インチ LTPO OLED(1344×2992)
リフレッシュレート最大120Hz1〜120Hz可変1〜120Hz可変
ピーク輝度3,000ニト3,600ニト3,600ニト
バッテリー4,985mAh(30時間以上駆動)4,850mAh(30時間以上駆動)5,115mAh(30時間以上駆動)
望遠カメラ10.8MP・5倍48MP(センサー大型化・感度約30%向上)48MP(センサー大型化・感度約30%向上)
ズームSuper Zoom 最大30倍超解像ズーム 最大120倍超解像ズーム 最大120倍

Pixel 11は約48MPメイン+13MP超広角+10.8MP 5倍望遠のトリプル構成で、RAM 12GB・ストレージ256GB/512GB、有線30W・Qi2.2ワイヤレス最大25Wに対応します(仕様ページ)。

Pro系は2機種とも望遠が48MPへ刷新され、5倍ポートレートや夜景モードの最大4.5倍高速化が加わります(Impress Watch)。カメラと輝度3,600ニトは共通ですが、ProとPro XLは同一仕様ではありません。Proは6.3インチ・4,850mAh、Pro XLは6.8インチ・5,115mAhで、画面サイズとバッテリー容量が異なります。Pro系のなかでの選択は、この2点をどう取るかになります。

新機能「Magic Capture」は、約400フレームをAIが解析して動く被写体のベストショットを自動選択します。子どもやペットのように待ってくれない被写体で効き、シャッターを外す前提の撮り方に変わります(対応モデルの内訳は現時点の公表資料から確認できていません)。Pro系にはフラッシュ部にカラーLEDを内蔵する「HiLight」もあり、通知やGeminiとの音声対話に応じて発光します。

Pixel 11 Pro Foldは8インチの内側ディスプレイを備え、前世代比で約10%軽く1mm薄くなりました。Googleは強度を「3倍」とし、背面は「割ることがほぼ不可能」と説明しています(ケータイ Watch9to5Google)。薄さでは開いて4.1mm・215gのGalaxy Z Fold8 Ultraが先行しており、Pro Foldは耐久性を前面に出した構図です。

全4モデルを扱うのは楽天モバイル以外の3キャリアとahamo

取扱いはNTTドコモ・au(KDDI)・ソフトバンク・楽天モバイル・ahamoです。うち楽天モバイルはPixel 11とPixel 11 Proの2機種のみで、Pro XLとPro Foldは扱いません。上位2モデルが欲しい楽天ユーザーはGoogleストアでの購入を検討することになります。

一括価格で比べると、キャリア経由はGoogleストアより高くなります。Pixel 11(256GB)はGoogleストアが136,800円で最安、ドコモ152,680円、au 156,800円、ソフトバンク167,040円、楽天モバイル139,900円と続きます(ケータイ Watch)。Pixel 11 Pro Foldも同様で、Googleストアの279,900円に対し、auは309,800円、ドコモは313,280円から、ソフトバンクは320,400円です。

各社ともMNPや端末返却を前提にした購入補助プログラムを用意していますが、割引額は返却時期・回線継続の有無・加入するオプションによって変わり、条件は4社で統一されていません(ケータイ Watch)。実質負担額を正確に知るには、各社の公式ページで自分の契約条件に沿った金額を確認するのが確実です。返却プログラムを使わないなら、Googleストアが一括で最も安く買えます。

米国外初の直営店が表参道に8月13日開店、Pixel Watch 5は20日・Pixel Tagは11月

Google Store表参道は8月13日14時、東急プラザ表参道「オモカド」の地下1階〜2階の3フロアで開店します。米国外では初、Google全体では11店舗目の直営店で、発売前に4モデルを見比べられる場所ができました(Impress Watch)。

同時発表の周辺機器は日程が分かれます。Pixel Watch 5は本体と同じ8月20日発売で、41mmがWi-Fi 62,800円/LTE 79,800円、45mmがWi-Fi 67,800円/LTE 84,800円。Snapdragon W5 Gen2搭載で前世代比最大20%高速、GPS精度は2倍とされています(ITmedia)。国内で使う人にとっては、Suicaの定期券・グリーン券対応が判断材料になります。ただしPixel Watch 5がいつ対応するかは、本稿執筆時点で確認できていません。

Google初の紛失防止タグ「Pixel Tag」は2026年11月発売で、1個5,010円・4個16,940円。UWB対応でFind Hubと連携しますが、発売は3か月先で本体と同時には揃えられません(ケータイ Watch)。

まとめ

Pixel 11シリーズは日本でも8月20日に4モデル同時発売、価格は最小構成で136,800円から、上位ストレージを含めると最大299,900円です。予約はGoogleストアのオンラインが8月12日で最も早く、ドコモは8月13日9時、表参道の店頭は同日14時からです。

選び方の軸は明確です。チップとAI機能は全モデル共通で、差が出るのは画面・望遠カメラ・形状。38,000円差でProの48MP望遠と3,600ニトの画面を取るか、Pixel 11で足りるとみるか。実機で確かめるなら表参道です。価格で詰めるなら、一括で最も安いのはGoogleストアの136,800円。キャリアの購入補助プログラムを使えばさらに下がる場合がありますが、条件は各社で異なるため、契約中のキャリアのページで確認するのが確実です。

編集後記

Pixel 11とProの差額38,000円で変わるのは望遠48MPと3,600ニトの画面で、チップもAI機能も4モデル共通だという整理が、私にはいちばん腑に落ちました。そういえばつい一括最安のGoogleストア136,800円ばかり眺めていたのですが、キャリアの補助条件が各社で違う以上、そこだけ見比べても選び方は決まらないのだと思い直しました。

— CODE. 編集部

Photo: Denny Müller on Unsplash

シェアいただけると励みになります!m(_ _)m
  • URLをコピーしました!
目次